他の産業同様、音楽業界でも、合併・統合の話しはとどまることを知らない。才能あるアーティストや幻の名盤の発掘は、時代やジャンルに関係なく行なわれているが、大企業の場合は、次なる流行をどんどん仕掛け、大量消費につながる商品を世の中に送り出してきた。戦後の高度成長期からバブルの絶頂期まで、比類なき成長と経済的な成功をおさめてきたこのシステムが、「成熟」の時代といわれる21世紀にもそのまま通用するかどうかは、誰にもわからない。